「C#」「Visual Studio」「Microsoft Bot Framework」で作成したボットチャットをSkypeで利用する方法について入門者向けにまとめました。
## チャットボットをSkypeで利用
Bot Frameworkでは、多種多様なメッセージングアプリケーションAPIと接続するためのチャンネルがあります。
また、登録時には「Skype」「Web Chat」のチャンネルに既に接続されています。
「Skype」でチャットボットを利用する手順は次の通りです。
① Skypeの詳細ページで[Web control] →[Get embed code]をクリックします。
② [Set receiver]で[Bot]を選択します。
③ [Microsoft App ID]にボットの登録時に取得し、Web.configにも記述した「アプリID」を入力します。
④ 各選択内容によって「Code」の部分が書き換わるので、入力が完了したらコードをコピーします。
⑤ 前回作成したWebChat.htmlを、再度修正します。
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="utf-8" /> <title>Test</title> </head> <body> <!--<div align="center" valign="center"> <iframe src='https://webchat.botframework.com/embed/プロジェクト名?s=HsIqSCVuQzM.cwA.1Ag.4x1tkUsMiAjYWKQunvCWjodM-qjUk27OOut9ckZ5Bdg' style="height: 500px; width: 500px"></iframe> </div>--> <span class="skype-button bubble " data-bot-id="2595fdc3-27b1-4810-a040-efc3da267409"></span> <pre title="https://swc.cdn.skype.com/sdk/v1/sdk.min.js"></pre> </body> </html>
⑥ コピーしたコードを貼り付けたら保存します。
その後Azureへデプロイして、再発行しておきます。
⑦ ブラウザで下記のURLを開いて表示します。
http://プロジェクト名.azurewebsites.net/WebChat.html
⑧ [Skypeアイコン]をクリックします。
⑨ 次のようなSkypeの画面がブラウザに表示され、チャットボットと会話できれば成功です。
※UWPアプリやデスクトップアプリ版のSkypeでも「https://join.skype.com/bot/」に「アプリID」を追加したURL(https://join.skype.com/bot/2595fdc3-27b1-4810-a040-efc3da267409?add)を開けばチャットボットと会話できます。
– | 関連ページ |
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1 | ■【Microsoft Bot Framework入門】ボット作成・使い方 |
2 | ■【C#入門】基礎文法とサンプル集 |
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